割り箸のマナー!こするのは違反!置き場所や使用後は?

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割り箸

和食には必ず箸が必要とされています。
また数多い箸の種類の一つに割り箸があります。
割り箸とは、始めから割れ目を入れてあり、食事の時に二つに割って使う箸のことです。

和食をいただく時に、割り箸の使い方を間違うと周りに不審感を与えることもあります。
日本人として、割り箸の使い方マナーを学び、正しく使いましょう。

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目次

割り箸の割り方を教えて?割った箸をこするのはいいの?

割り箸を正しく割るには、箸を垂直ではなく水平に持ちます。
そして割り箸を膝の上で、両手に力を入れ上下に割ります。これが基本の割り方です。

マナーが悪いと言われる割り方で主なものは、次の二つです。
・割り箸を垂直に持ち、両手で引っ張るように左右に広げる。

・立ち食い蕎麦を食べる時に見かけますが、片手がふさがっている時などに、片手で水平に持ち歯で片側を噛んで、片方を手で下に引っ張って割る。

これらの割り方は、勢いで隣席の人に手やひじが当ったり、料理をこぼす可能性がありますので気をつけましょう。
割った箸のささくれ部分を、唇や指を傷付けないために、箸でこする方がいます。

しかし、こする行為は、この箸は質の悪い安物だと訴える行為となるので、やめましょう。
どうしても取りたい場合は、手で取り除きましょう。

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食事中に割り箸はどこに置いたらいいの?箸置きは使うの?

一旦箸を置く時は、箸置きに置きましょう。
皿や器やテーブルの上に直置きは、マナー違反です。
箸置きが無い場合は、箸袋を折る、箸袋を結ぶことで、箸置きに利用できます。

箸袋を結ぶ時は、割り箸を一番低い皿にかけます。器の上に置く行為は、渡し箸というマナー違反とされていますので、注意が必要です。
結び方には、千代結びを始め、色々なオリジナルの折り方もありますので、試すと楽しいですよ。

また紙帯も破らず、ずらして箸からはずし、箸置きの代りに利用できます。
箸袋や紙帯を使う時は、器の手前に置いておくと良いでしょう。

食後、使用後は、割り箸はどうするの?マナー違反はどんなこと?

食後、使用後の割り箸は、箸袋の中に戻します。箸先の汚れが見えないように箸袋に入れ、使い終わりがわかるように、袋の先を折り曲げておくことが心配りを感じられます。

箸置きや箸袋が無い場合は、お皿の手前に箸先が見えない位置に置きます。

割り箸の使い方の主なマナー違反をご紹介します。
・箸先以外を汚す・・・汚すのは箸先5分(1.5cm)、長くて1寸(3cm)とされています。

・箸を持って飲み物を飲む・・・箸置きにきちんと箸を置きましょう。

・箸を持ちながらの会話・・・会話をする時は、箸置きに置きましょう。また、人を指す時に箸で指すことは失礼になります。

・皿などの器の上に放置する・・・箸置きに置くのが基本です。

・箸を逆さまにして料理をとる・・・返し箸というマナー違反です。周囲に断わり直箸で取りましょう。手で持っていた場所で、取り分けたりする方が清潔ではないと思われます。

・割り箸を口にくわえる・・・箸を噛んだり舐めたりすることは、見っとも無いことです。

これらは、一般の箸とも共通と思われます。
この他にも、拝み箸、重ね箸、かき箸、刺し箸、はね箸などの「嫌い箸」というマナー違反の使い方がありますので、食事の際には気をつけて、綺麗にいただきましょう。

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