12月のビジネスやPTAの年末の時候の挨拶の例文は？送付状・返信は？

12月は師走と呼び、一年間の締めくくりとして各地で大掃除などをする月です。

忘年会、クリスマス、冬休みの始まり、御用納め、大晦日など月の後半には行事が目白押しです。お酒を飲む機会も多いので、身体に気をつけましょう。

12月の時候の挨拶も行事を取り入れたものが多くあります。

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1月の初旬、上旬、中旬、下旬に使う時候の挨拶

●初旬・上旬（1日～10日）･･･初冬、初雪、季冬、孟冬、師走など。
（例文）
・師走を迎え、何かとお忙しいことと存じます。
・日に日に寒さが増してくる季節です。お身体にお変わりはございませんか。
・寒い日が続き、初雪があたり一面を白く描いています。

●中旬（11日～20日）･･･霜寒、寒気、激寒、木枯らし、冬休み、大雪など。
（例文）
・例年になく今年は大雪で、家の周りの除雪に苦労しています。
・霜寒の候、寒さと忙しさで落ち着きのない日々を送っています。
・木枯らし吹く中、寒さで身が縮んでおります。風邪などお召しになっていませんか。

●下旬（21日～末日）･･･歳晩、クリスマス、冬至、大晦日、歳末、年末、忙月など。
（例文）
・歳晩のみぎり、いかがお過ごしでしょうか。
・歳末の忙しさにかまけて、ご挨拶が遅れ失礼いたしました。
・冬至も過ぎ、いよいよ一年の締めくくりです。

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結びの文は相手先の安否を気遣う文で締めくくることが多いと思いますが、協力や支援を願って結ぶものもあります。

（会社宛て　例文）
歳末のみぎり、貴社におかれましてはますますのご繁栄のこととお喜び申しあげます。～お礼文～本文～「来年も貴社におかれましては、さらにご哀願を賜りますようお願い申し上げます。」

（個人宛て　例文）
・師走に入り寒気が増してきました。皆様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申しあげます。～本文～「何かとお忙しいことと存じますが、お身体には十分気をつけて下さい。」

（PTA　例文）
もうすぐ冬休みですが、保護者の皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。～（本文）～「来年においてもPTA活動に御協力・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。」

お歳暮などを贈る場合の添え状や送付状、頂いた時に返信するお礼状などに使う時候のあいさつがあります。

メールを出す場合は、挨拶状など改まった内容の時には時候の挨拶を用いて、友人知人、情報を伝えるだけの場合は、簡単な挨拶だけで済ますものや省略しても良いものがあります。

（送付状　例文）
・寒冷の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます。
・歳末の候、平素よりご支援いただきましてありがとうございます。
・歳末の最中、何かとお忙しい日々をお送りと思います。平素より･･･。

これらの時候の挨拶のあとに「本日、お歳暮のしるしに心ばかりの品をお送りいたしました。
お気に召して頂ければ幸いです。」などの定型文を加えます。

（返信　例文）
・初雪のみぎり、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。～（お礼文）
・年末の候、平素より何かとお世話になりお礼申し上げます。本日はお心尽しのお品をお贈りいただきましてありがとうございました。