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二十四節気の立秋!いつ・期間や意味は?時候の挨拶は?

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ヒグラシ

夏はいろいろと楽しいことがあって
過ぎていくのが惜しい季節、
という人も多いでしょう。

でも吹いてくる風が
少しずつ涼しいと感じるようになったり
聞こえてくるセミの大合唱が
段々と聞こえなくなったり
ということに気が付くと
いよいよ夏も終わりだなと思います。

季節の動きを感じると
秋の気配を感じることも
多くなるのではないでしょうか。

ギラギラと照り付ける太陽がまぶしくて
見上げられないほどだった空も
雲の様子など見られるほど
さわやかな感じになってきている、
と気が付くのも悪くありませんね。

気の早いお店ではそろそろ夏服などの
セールが始まるところもあるでしょうか。

立秋は暦の上で夏の暑さもあともう少し、
を感じる節気です。

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目次

二十四節気の立秋!いつ・期間としての立秋・暦のこと

立秋は先の節気である
大暑から数えて15日目ごろ
となります。

8月7日・8日ごろにあたります。

期間としての立秋は
8月7日ごろから8月22日ごろまで
となります。

暦の上では
立秋から立冬の前日までが「秋」となるのです。

実際はまだ気温も高く
暑い日が続いていますから
夏真っ盛りなのが不思議ですね。

でも確実に季節は進んでいる、
ということを感じるものに
「蝉の声」があげられるでしょう。

立秋の期間の頃の
七十二候では
「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)
というものがあります。

ヒグラシは
朝夕に「カナカナカナ」と
高めの声で鳴く蝉です。

その鳴き声から「カナカナゼミ」
と呼ぶ地域もあります。

秋の季語ともなっている蝉ですが、
実際は6月下旬ごろから7月にかけて
姿を現す蝉です。

9月中頃まで
鳴き声を聞くことができます。

それでもアブラゼミなどの
力いっぱいの鳴き方に比べると
涼やかなので
まさしく「夏の終わりの蝉」、
という雰囲気がするのかもしれませんね。

本当に多くの人が
「夏の終わりの蝉」として考えているのは
ツクツクボウシではないでしょうか。

実際は7月ごろから現れる蝉ですが、
まだ他の蝉たちの声のほうが目立つので
なかなか鳴き声が聞こえてこない
ということがあるようです。

8月下旬ごろになると
他の蝉の声が聞こえてこなくなるので
ツクツクボウシが目立ってくるのでしょう。

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二十四節気の立秋の読み方と意味は?時候の挨拶について

「立秋」は「りっしゅう」と読みます。

暦便覧では立秋は
「初めて秋の気立つがゆえなれば也」
と記されています。

その名の通り
「秋の始まり」ということになります。

まだ暑い盛りですがこの日を境にして
季節の挨拶は「暑中見舞い」から
「残暑見舞い」に変わります。

残暑見舞いは暑中見舞いをもらった返事や
お中元のお礼としても使うことができます。

定型文である「残暑お見舞い申し上げます」
に続いて相手の近況を尋ねたり
健康を気遣う言葉を書きます。

「まだ暑い日が続きます」
「暑さの厳しい時期が続きます」

「体調にはくれぐれもお気を付けください」
「お身体ご自愛ください」
などの言葉は必ず入れたいものです。

その後自分の近況報告・お礼など
といったことを書きましょう。

注意する点は
残暑見舞いと言えども
「8月中には先方に届くようにする」
ということです。

ちなみに「梅雨明け宣言」は立秋まで
だそうです。

長梅雨で
立秋までに梅雨明け宣言できない場合
その年は梅雨明け宣言無しということになります。

立秋の頃の旬の食べ物は?行事・習慣など

立秋の頃に旬を迎える食材には
桃・梨
かぼちゃ・ししとう・にんにく・なす
トウモロコシ
イワシ・車エビ
などが挙げられます。

特に「桃」は
八月八日から十日で
「八九十」(はくとう)
の語呂合わせから
「白桃の日」とされています。

白桃の特産地である
岡山市の東京事務所が
2012年に設定した日だそうです。

東京の丸の内にある人気カフェ6店で
岡山特産の白桃・ぶどうを使ったパフェを
楽しむことができます。

限定商品ではありますが、
フルーツの大好きな人なら
参加してみたいですね。

東京だけでなく
大阪でも開催されているそうです。

行事としてはお盆があったりするので
この頃に夏休み、
という人も多いでしょう。

沖縄地方ではエイサーという
伝統芸能が見られる時期になります。

最近はダンスブームなどもあり
「伝統芸能」というよりも
「パフォーマンス」として
沖縄以外の地域でも愛されています。

8月はまだまだ夏という気持ちが強くて
「立秋」を迎えても
ピンとこない、という感じがします。
まだまだ
泳ぎに行ったりしたくなるような時期ですね。

でも昔から
「お盆を過ぎたら
海や山へのレジャーは
控えるように」と言われていました。

いろんな話がありますが
実際は台風の影響や
水温・気温の変化が激しくなるため
事故にあいやすくなるのだそうです。

やはり「夏は終わり」ということですね。

二十四節気の処暑はいつ・期間・意味は?二百十日について

 

 

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