9月は秋分の日もあり暦上では秋になります。
9月にも暑い日がありますが、ほとんどは涼しくなり過ごしやすい月です。
稲刈りの始まりの時期でもあり、北海道では地域によって木々の葉が染まってくるようです。
時候の挨拶も夏から秋への季節の変わり目で、秋の訪れや涼しさ、紅葉などを表す文言が増えてきます。
スポンサードリンク9月の初旬、上旬、中旬、下旬に使う時候の挨拶と結びの文
時候の挨拶によく使用される言葉は、
●初旬・上旬(1日~10日)・・・残暑、初秋、新涼、台風など。
(例文)
・残暑の候、暑い日もたまにありますがいかがお過ごしでしょうか。
・台風もなんとか無事に通り抜け、爽やかな青空が映えています。
・初秋の候、夏から秋への季節の変わり目を感じられるような気がします。
●中旬(11日~20日)・・・白露、爽秋、秋晴れ、虫の声など。
(例文)
・透き通った秋晴れに、秋の気配が感じられるようになりました。
・秋の深まりを感じさせる虫の声が聞こえています。
・爽秋のみぎり、朝夕が涼しくなり季節の変り目を実感いたします。
●下旬(21日~末日)・・・秋冷、コスモス、稲刈り、孟秋など。
(例文)
・コスモスが綺麗に風に揺れ、過ごしやすい日々になりました。
・秋風にたなびく稲穂の黄金色が目にまぶしい季節です。
・少しずつ木の葉も色を変え、秋冷の装いに変わりつつあります。
結びの文は、友人・知人等、ビジネス文書など宛先に適した表現をしましょう。
(友人・知人 例文)
・季節の変わり目です。くれぐれもお身体に気を付けてお過ごしください。
・暑さから涼しさへ変り、夏の疲れが出る季節です。風邪など召されませぬようお気をつけください。
(ビジネス 例文)
・季節の変わり目ですが、貴社御一同様のご健康をお祈り申し上げます。
・秋冷の季節です。貴社ますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
9月に出す送付状やメール、返信の場合の時候の挨拶
一般的な送付状には、9月の時候の挨拶を使います。
メールの場合は、内容を簡略化して重点を伝えることが目的の場合は、時候の挨拶は省略しても失礼には当りません。
ただし、何かのお礼など感謝の意を表すものには、時候の挨拶を使用した方が良いでしょう。
返信の場合ですが、相手の文書に時候の挨拶があれば、同じように時候の挨拶を前文に使用するとう良いと思います。挨拶には挨拶を返すのが儀礼の一つです。
メールでの返信は、情報だけが必要な場合や早く結果を伝えることだけでいい場合があります。
その場合は、あえて時候の挨拶を省略して送付した方が良いです。
PTA会長の時候の挨拶の使い方
PTAからの通知や挨拶には、時候の挨拶に相手先への安否への気遣いを加えると、より一層気遣いが伝わると思います。
(例文)
・残暑厳しい中、保護者の皆様にはますますご清祥のことと存じます。さてこの度・・・。
・季節の変わり目でございます。保護者の皆様ご健康にお過ごしでしょうか。
・青空が爽やかな季節になりました。保護者の皆様には日頃よりPTA活動のご協力くださりまして誠にありがとうございます。
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