10月のビジネスやPTAの時候の挨拶の例文は?季節の変わり目は!

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日本の旧暦10月は神無月といい、そのまま新暦10月の別名として使われています。
その10月に使える時候の挨拶にはどのようなものがあるのでしょうか。

10月は季節の変わり目で自然の営みも変化が大きく、気温、天候、樹木の紅葉、落ち葉などに季節が表れます。
時候の挨拶を使い、自分の気持ちを相手に伝えましょう。

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目次

10月の初旬、上旬、中旬、下旬に使う時候の挨拶と結びの文

時候の挨拶によく使用される言葉は、

●上旬(1日~10日)・・・爽秋、仲秋、清秋、寒露など。
(例文)
・爽秋の候、心地よい風が頬を撫ぜていきます。
・芸術の秋となりました。皆様お元気でお過ごしですか。
・過ごしやすい風が仲秋を感じさせる時節となりました。

●中旬(11日~20日)・・・寒露、秋涼、秋冷、秋雨、菊花など
(例文)
・秋冷の候、衣替えはお済でしょうか。
・秋の夜長を感じる時節ですが、お風邪など引かれていないでしょうか。
・秋冷というのに今だに暑い日があります。そちらはどうでしょうか。

●下旬(21日~末日)・・・霜降、秋霜、銀秋、紅葉、初霜など。
(例文)
・紅葉が進み樹木の葉も衣替えの季節になりました。
・こちらは初霜を観測し朝夕の寒さも厳しくなりました。お身体はお変わりございませんか。
・紅葉の華やかさとともに寒さも忍び寄ってきます。

一般的な手紙では、拝啓など+時候の挨拶+相手の安否を気遣う挨拶+本文+「結びの文」+敬具などの流れとなります。結びの文で手紙を締めくくります。

(例文)
・拝啓 秋涼の候、木々の葉も色を変えつつあります。皆様お変わりございませんか。(本文)
「秋も深まり冷え込みが厳しくなりますので、皆様お身体にお気をつけてください。」敬具。

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10月の季節の変わり目、雨、季節の挨拶を使う時候の挨拶

10月は寒暖の差がある日など、周りの自然の移り変りで秋の季節を感じさせます。
(例文)
・季節の変わり目ですが、皆様お身体にお変わりはございませんか。
・日に日に秋が深まり、季節の変わり目を感じます。
・肌に当る雨が冷たく秋を感じさせる時節です。
・秋雨のみぎり、静かに降る雨が夏の思い出を流すようです。

ビジネスとPTA、個人が使う 10月の時候の挨拶

一般的なビジネス文書では、定型の時候の挨拶が使用されることが多く、内容的には一年を通して同じような表現となります。

(例文)
・秋霜の候、貴社におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

PTAや町内会の通知文なども、ある程度畏まった時候の挨拶を使用することが多いでしょう。

(例文)
・秋霜の候、保護者の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
・秋霜の候、保護者の皆様には平素よりPTA活動にご理解、ご協力を頂き厚くお礼申し上げます。

個人宛てでは、親しい人や目上の人など相手によって使い分けすることもあります。

(例文)
・秋も深まり寒い朝もありますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
・秋霜のみぎり、皆様ますますご壮健のこととお喜び申しあげます。