5月のビジネス(送付状や返信)やPTAが使える時候の挨拶の例文は?

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五月晴れとチューリップ

手紙やはがきを書く時「拝啓」などの前文のあとに、季節や天候に応じた心情や気候などを表した文章を時候の挨拶と言います。

構成的には「時候の挨拶」+「安否を尋ねる挨拶」と続きます。

5月は、4月29日から5月5日周辺までの祝日や土日とともにゴールデンウィークとなり、レジャー、レクリエーションに、家族などで旅行に行くことが多い月です。

田植えが始まる時期でもあり、季節にあった時候の挨拶が多く用いられることが多い月とも言えます。

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目次

5月の初旬、上旬、中旬、下旬に使う時候の挨拶と結びの文

時候の挨拶によく使用される言葉は

●上旬(1日から10日)・・・立夏、新緑、青葉、残春、端午の節句、子供の日、五月晴れ

(時候の挨拶+安否の挨拶=例文)
・五月晴れの空が綺麗な日々が続きます。皆様お変わりございませんでしょうか。
・新緑の候、日々汗ばむ陽気になりました。いかがお過ごしですか。
・残春のみぎり、春のなごりが惜しまれますが、お元気でいらっしゃいますか。

●中旬(11日から20日)・・・初夏、若葉、青葉、緑樹、薫風、風薫る、バラ

(例文)
・初夏の風が爽やかに吹きわたる季節になりました。
・風薫る季節となり爽やかな日差しがまぶしい日々が続きます。
・青葉の候、木々の葉の色がまぶしくなってまいりました。

●下旬(21日から末日)・・・小満、新緑、万緑、惜春、向暑、夏、田植え

(親しい人向けの例文)
・新緑の季節、日々緑が濃くなってきました。
・暦の上ではもう夏ですが、お元気ですか。
・田植えも始まり、風がやさしく苗を揺らします。

●結びの文は、相手への気遣いや励ましの言葉でで締めくくるのが良いと思います。

(例文)
・梅雨入りが近くなりました。どうかご体調を崩されませんように。
・暖かい日々が続きます。お互いに張りきっていきましょう。
・もう夏も近づいてまいりました。お互い身体に気を付けて、また元気でお会いしましょう。

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ビジネスと個人宛ての時候の挨拶の違いは?

ビジネスの時候の挨拶は、個人宛てと比較すると形式的な表現を使います。

個人の例文
・拝啓 春から初夏へ移り、過ごしやすい季節となりました。
・風薫る季節となり、暖かい日々が心地よくなりました。

ビジネスの例文
・初夏の候、貴社におかれましてはますますご発展のことと存じます。
・薫風のみぎり、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

5月に送付状や返信、PTAからの手紙を出す場合の時候の挨拶

送付状とは、手紙などを送る時に宛先、内容、送付者名などに時候の挨拶を加えたものです。

(例文)
・新緑の候、葉桜の候、初夏のみぎりなど。
・春陽のみぎり、貴社におかれましてはますますご清祥のこととお喜びもうしあげます。
返信の場合は時候の挨拶を省略して、返信の挨拶をします。

(返信)
・この度はご丁重な手紙、ありがとうございました。
・末筆ながら、皆様のご清祥をこころからお祈り申し上げます。
PTA関連で出す文書の時候の挨拶は、文書を出す時期に合わせて使うと良いと思います。

(例文)
・初夏といいながら、日差しが強く汗ばむ陽気になりました。保護者の皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
・緑樹のみぎり、若葉が目にしみる時節です。保護者の皆様にはご健勝のことと存じます。