心を落ちつかせる為に行う「座禅」
禅寺で行うとより心が引き締まりますが、
自宅でも行う事が出来ます。
心を無にして静かに座禅を組む・・・
同じ様なものには「瞑想」もありますね。
今回は座禅のやり方や効果、
合わせて瞑想との違いについてご紹介します!
座禅のやり方、瞑想との違いとは?
座禅も瞑想も心を「無」にして行う
という方向性は同じものとされています。
しかし、根本的には目的は異なる様で、
「禅(座禅)」は完全に思考を止めてしまう事。
瞑想においては、行動に集中し他を考えない、
つまりヨガポーズを取りながら瞑想を行いますが、
その行動に集中することや、
イメージトレーニングといった「行動」に着目した考えのみ
行うことを差して言われる様です。
座禅と瞑想どちらがいいの?となると
それは個人の思想により違いがあり、
完全に無になるのも難しいかもしれませんが、
いずれも集中力を高めるにはよい方法なのではと思います。
座禅のやり方、効果や時間とは?
座禅を行って得られる効果には、
諸説色々ありますが、
近年では日頃時間に追われたり、
強いストレスに追われ心に余裕が無くなったりしませんか?
ゆっくりと心を落ちつかせて、
何も考えず呼吸にのみ集中するだけで、
リラックス効果や腹式呼吸を行う事で、
お腹の調子がよくなるなどとも言われている様です。
心が落ちつく事で「セロトニン」を分泌させ、
落ち込んだり憂鬱な気分を払い、
合わせて不安や緊張といった事から解放され、
心を穏やかに明るくなれるとも言われています。
いつも人前では焦ってしまう方や、
不安感を感じている時こそ行ってみると
よさそうですよね!
座禅はどれくらいの時間行うとよいのか?
セロトニンの活性が座禅開始より、
およそ10~15分ほどで最大になると言われています。
つまり15分以上続けることで、
よりよい効果を期待できそうです。
ただ、薬ではないので即効性というものはなく、
座禅を始めておよそ1か月程度で効果を実感するとも。
長期間続けても効果を感じられないのであれば、
今一度正しい座禅のやり方を教えて貰う事をおすすめします。
座禅のやり方や組み方、座り方は?組めない場合は??
座禅を行う場合はリラックス出来る服装で、
出来るだけ体を締め付けない服装で行います。
ジャージなど動き易いもので、
足は素足のままで行います。
禅寺などでは時にはメガネや腕時計といったもの、
アクセサリーなども外して行う場合もあります。
座禅は背筋を伸ばして座り、
足を組んで座る(結跏趺坐/けっかふざ)ですが、
関節が固く両足が組めない場合には、
片足だけ腿の上で組む方法(半跏趺坐)でも大丈夫だそうです。
まずは無理をせず行う事!
座禅によって心のコントロールが取れる様になれば、
少しずつでも心が強く清らかになれそうな感じがしますね。
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