曹洞宗の焼香のやり方とは?作法は?回数は?

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焼香

日本ではいくつかの流派に分かれ、
葬儀や法事などでもその作法が幾分異なる場合があります。

前の人の真似をすればどうにかなるものですが、
その中でも焼香の方法は違いがあります。

今回取り上げる流派は「曹洞宗(そうとうしゅう)」
焼香のやり方や作法についてご紹介いたします!

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目次

焼香のやり方、曹洞宗とは?本尊は?

仏教宗派において最も信者が多いとされている
曹洞宗は禅宗の1つです。

つまり座禅を組む宗派であり、
南無釈釈迦無尼仏(なむしゃかむにぶつ)」を唱えます。

本山には福井県の「永平寺」と神奈川県にある「総持寺」
そしてご本尊は「釈迦牟尼佛」とされています。

ただ、自身の家系が曹洞宗であるにも係らず、
ご本尊が釈迦ではなく先手観音や薬師如来など
一定していないという場合にも間違いではない様で、

本来は釈迦牟尼佛が本尊ではありますが、
独立仏教寺院を総括しているのが「曹洞宗」であり、
釈迦牟尼佛をお祭りする際に、

個々の祭りには神仏が存在しているため、
仏教神仏においては自由であるとされていることで
一定していないのだとされています。

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曹洞宗の焼香のやり方、作法とは?

宗派ごとの作法にはその葬儀自体の作法から、
曹洞宗のご家族の葬儀へ出掛けた場合にと広く渡るので、
ここでは出掛けた場合に困る、
ありがちな作法を取り上げてみたいと思います。

焼香にも作法がありますが、
「お線香」をあげる場合にも、
一体何本あげるのがよいのか?と悩まれませんか?

2本立てるなんてところもありますが、
曹洞宗の場合は「1本」立てるといいます。

ロウソクで線香の先端に火を灯したら、
左手で風を扇いで消してたむけます

合わせてご紹介したいのは、
お線香を立てた後にならす「鈴(りん)」の回数。

2回であったり3回鳴らすと、
人によって違いが出ると思いますが、
基本は「3回鳴らす」ともされています

ただ、曹洞宗の僧侶によっても違いがある様なので、
わからない時にはそのご家族の方に聞くのも
決して悪い事ではないと思います。

何かとこうした作法は難しく、
基本がしっかりとあるものから、
違いがあるものと様々なので一概ではない事が多い様です。

曹洞宗の焼香のやり方とは?回数は?

本題の焼香のやり方ですが、
曹洞宗の場合には「2回」行うという事がほとんどの様です。

これは比較的どこでも曹洞宗の焼香の方法でも見られ、
一律したやり方がほとんどの様です。

やり方は、まず個人の位牌を見て一礼、
1回目は抹香を額まであげて香炉に落とす。

2回目はあげずにそのまま香炉へ落とし、
最後に始めと同様に合掌礼拝して終了です。

焼香前に葬儀・法事などでは導師やご遺族に
一礼の御挨拶はどこでも同じであると思います。