新卒男性の学歴別初任給は?手取りは?平均年収は?

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給料日はサラリーマンにとって、待ちに待った大事な日ですよね。
特に新入社員の場合は、初めての給料はとても嬉しいもので、何を買おうかと迷うのも楽しいことです。
ベテラン社員にしても、一カ月間働いた労働の見返りとしての給料で、家族に大きな顔ができます。
でも給料明細書の手取り額を見ると、だいぶ引かれているのが現実です。
そして、他の同じ年代の人はどの位給料を貰っているのだろうと思ったりしませんか?
その疑問にお答えしましょう。

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目次

新卒男性の学歴別初任給は?業種別の初任給で高いのは?

ここでいう初任給とは、その会社で定められている基本給+諸手当-(残業代+通勤費)です。平成29年度に厚生労働省が行った調査(賃金構造基本統計調査:15,378事業所の集計)による男性の学歴別の初任給は、

・大学院修士課程修了 23万3600円

・大学卒       20万7800円

・高専・短大卒    18万 600円

・高校卒       16万4200円

実際に支払われる金額は、これから健康保険料などや、住民税などが控除として引かれます。
そのため、実際に受け取る金額はこれより低くなります。
住民税は、新卒者の社会人2年目から課税されるので、初任給からは引かれません。

大卒者において、男性の初任給を業種別にみると、学術研究、専門・技術サービス業が21万700円、情報通信業が21万4300円で高く、運輸業、郵便業が19万7300円、宿泊業、飲食サービス業が19万9700円と低くなっています。

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給料の手取りとは何ですか?何が引かれるの?

手取りは、基本給や残業代、通勤費などの諸手当の合計金額(額面給与)から健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、税金などが控除された実際に受け取る金額です。

・健康保険・・・3割負担で病院にかかれる国の医療保険。

・厚生年金・・・将来に年金を支給してもらうために払う掛け金。保険料は会社と自分で半額ずつ負担します。

・雇用保険料・・・失業したときに失業保険金を受け取るための掛け金。

・税金・・・給料から非課税部分を除いた部分にかかる所得税、居住している都道府県市町村におさめる住民税などがあります。

・その他・・・会社によって労働組合費、退職金の積み立て金、親睦会費などがあります。

手取り額は、扶養家族の有無や前年の年収などの条件でそれぞれ違いますが、額面給与の約75%から85%程度と言われています。
ラフな金額でいうと額面金額が30万円の場合、30万円×0.8=24万円が手取りとなります。

年齢が高いと年収も多いの?男性の平均年収を教えて?

一概に年齢が高いほど年収も高くなるイメージがありますが、実際はそうではありません。
男性の平均給与(年収)を国税庁の平成28年度の民間給与実態統計調査(回答20,874事業所)を基に年代別でみると

・20代未満・・・157万円。

・20代(20~24歳)275万円、(25~29歳)383万円。

・30代(30~34歳)457万円、(35~39歳)512万円。

・40代(40~44歳)563万円、(45~49歳)633万円。

・50代(50~54歳)661万円、(55~59歳)649万円。

・60代(60~64歳)479万円、(65~69歳)387万円。

平均給与が一番高いのは、男性では50~54歳になります。
20代は生活するのも、節約しないと厳しいですね。
現在の自分の給与と全国平均の給与を比較してみるのも、現実を知る上で良いかもしれませんね。