痩せてあばら骨が浮き出ている体をなんとかしたい。
聞くところによると、プロテインを飲むと太ることができるとか。
飲むだけで太るなんて信じられないけど、それが本当なら試してみたいと思っている人はいるでしょう。
結果としては、単にプロテインを飲むだけで太るのは難しいですが、効果的に太る飲み方をすることで、無理なく太れる可能性は大きいです。
その理由をご紹介しましょう。
プロテインを飲むと太れるの?太る飲み方は?
プロテインは日本語に訳すると「たんぱく質」というように、食べ物に含まれている栄養素の一つです。
市販されているプロテインは、たんぱく質が主体(70%~90%が多い)で、他の栄養素も配合された健康食です。
飲んだだけで、太ったり痩せたりする魔法の薬ではありません。
たんぱく質は体の筋肉、臓器、血液などの構成成分として重要な栄養です。
太るためには、たんぱく質、炭水化物、脂質が必要で、上手に摂取することで太れる可能性は大きくなります。
プロテインを飲んで太る方法は、食後や運動をした後のタイミングでプロテインを飲む事です。
ただし、ただ飲むだけで筋肉増量(体重増加)にはつながりません。たんぱく質を豊富に摂取し、適度な運動を継続的にすることで、健康的に筋肉がつくようになるでしょう。
運動をしないままだとたんぱく質の過剰摂取で肥満になり、腎臓に負担がかかり腎機能障害を起こす場合もあります。
プロテインで筋肉は付くの?その理由は?
ボデイビルダーやアスリートがプロテインを飲むシーンを見て、筋肉増強剤のようなイメージがありますが、プロテインで筋肉は付きません。
筋肉は筋トレなどにより筋繊維の一部が破断され、その後に適切な栄養と休養により、筋繊維が以前よりも少し太くなって修復され、結果的に筋肥大になり筋肉が大きくなるものです。
筋肥大には筋肉に対する継続的な筋トレを行い、なおかつ少しずつ強度を上げる必要があります。
太るためのプロテイン、おすすめは?
体重を増加するためには、「摂取カロリー>消費カロリー」が必要です。
でも単に食事を増やすとカロリーオーバーで肥満体になる可能性が大きく、健康的に良くありません。それを防ぐには、栄養バランスの良い食事を摂りましょう。
太るためには、肉、卵、魚などの動物性たんぱく質や、大豆系の植物性たんぱく質を多く摂取します。
食事の量が少なめの方は、食事の合間にプロテインを飲むと良いでしょう。
睡眠前にも飲むと良いですが、トレーニング直後30分以内にプロテインを飲むことが、最も効果的と言われています。
トレーニング直後は、消耗したエネルギーや破断された筋繊維の回復が盛んに行われるゴールデンタイムと呼ばれ、プロテインと併せて糖質を摂ることで、体内でインスリンの分泌が活発化し、よりたんぱく質の吸収を高めます。
市販されているプロテインの中には、体重増加用の栄養配合をしている商品もあり、適度な運動と適切なプロテインの飲み方を継続することで、体重の増加が見込めます。
■プロテインとは?飲み方は?筋肉増強?ダイエット?男性におすすめは?
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