空の巣症候群になりやすい主婦はどんな人?症状は?夫(父親)がすることは?

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子供が就職、結婚などで親元からいなくなった寂しさから、親が精神的にうつ症状や体調不良になることを「空の巣症候群」と呼びますが、父親よりも母親のほうにその症状が現れることが多いようです。
特にシングルマザーや専業主婦である母親には、空の巣症候群になりやすい人が多く、放置していると症状が悪化してうつ病になることや、夫と感情的なトラブルになり、熟年離婚に発展することもあります。
今回は、専業主婦をピックアップして、夫である父親が行うべき空の巣症候群の予防及び乗り越え方についてご紹介します。

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目次

空の巣症候群になりやすい主婦とは?どんな症状?

専業主婦の中でなりやすい人は、次のようなタイプです。
・子供は自分の物であり、子供の個性は自分が作ったと考える。
・自分のことよりも子供のことを優先して生活をしてきた。子供が生きがい。
・子育て以外に、自分の趣味がないか少ない。
・人と付き合うのが苦手。家の中にいる方が楽。
・子供を通してしか、友人関係がない。
・夫よりも子供が中心で、夫との信頼関係がうまく築かれていない。
このような人は、子供が家を出ていくことで自分一人(夫はいますが)になった感情が起き、次のような症状が現れます。
・抑うつ状態になり、不安感や気分の落ち込みが激しくなります。
・心に穴が空いたような感情になり、寂しさ、孤独感が大きくなってきます。
・子供のために使っていた時間が空いても、何をしてよいのかわからず焦ってしまう。
・子供がいなくなっても夫が相手をしてくれず、不信感や苛立ちを感じてしまう。
・子育てが完了したことで、無気力になり何もする気が起きない。
・頭痛、肩こり、不眠、体のだるさなど、体調不良になることがあります。

空の巣症候群予防のために夫(父親)が母親にすることは?

空の巣症候群になる母親は、子供に対して一生懸命な人が多いので、父親としてしっかり家族関係を整えることが、予防につながります。母親に時間的余裕を持たせるのが、重要なポイントです。
・子供の育て方については、母親に任せきりにしないで、家庭内で話し合って進めます。
・母親が子育てばかりに集中しないように、父親も子育てを積極的に行うようにします。
・子供が家を出たあとの生活を一緒に考え、趣味や旅行などの計画を話し合います。
・父親が積極的に家庭内のことを積極的にすることで、母親が趣味や交友に自由に使える時間を増やします。

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母親の空の巣症候群を克服するため、父親が行うことは?

克服するには、父親の行動が不可欠です。しっかりと夫婦関係を見つめ直し、妻の落ち込んだ感情を理解し、パートナーとして支えましょう。
・愚痴や相談などを気軽に話してもらい、会話を意識的に増やすようにします。
・子育てを母親に任せきりだった父親は、妻に対してしっかり子育てが終わったことを、ねぎらいます。(子育ては本来共同で行うものなので、他人事のように言ってはダメですよ)
・趣味や習い事をするように進める。共通の趣味を見つけるのも良いでしょう。
・家庭内での掃除、食事を一緒にすることや、父親が母親に代わって行います。
・積極的にドライブや旅行に行く。あまりしつこく言わないで、母親の気分が乗ってきたときに素早く誘いましょう。たまには新婚気分を味わいましょう。
・買い物にも一緒に行き、荷物持ちは積極的にします。
・母親が子育てするため我慢していたことを、積極的におすすめします。