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遺品整理士とは?なるには?難易度や合格率、評判や年収は?

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遺品整理

あまり聞きなれない資格に、遺品整理士というものがあります。

ところが近頃、高齢者や未婚者の孤独死、親などの死亡による遺品の整理のため、注目されつつある資格のようです。
一体、遺品整理士とはどんな仕事なのでしょうか?

遺品整理士という資格について、まとめました内容を御紹介します。

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目次

遺品整理士とはどういう資格?どんな仕事をするの?年収は?

●遺品整理士は、遺品整理に関わる法規制を順守し、正しい知識に基づいた遺品整理の取り扱いを的確にできる専門家として、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。
遺品整理士の資格を取得すると認定証が発行されるので、遺品整理士認定協会に加盟すると協力指定店として遺品整理業を営むことができます。

●遺品整理士の仕事内容は、
・法規制に基づいた遺品整理の取り扱い手順を遺族に説明・確認
・遺品整理の中で遺品・不用品・リサイクル品などを正しく仕分け
・遺品や形見分けの配送・部屋の清掃・除菌・消臭
・孤独死・自殺・事故死などの後片付け
などがあります。

●遺品整理士の年収は、遺品整理の受注件数にもよりますが、約400万円~約800万円、月給は約23万円~約40万円+ボーナスと言われています。
おおよそ遺品整理1件につき約10万~約30万円が多いようですが、不用品処分費などが約半分の経費がかかります。
差し引くと利益は一件あたり約5万円~約15万円程度と言われます。

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遺品整理士になるには?難易度や合格率は?

遺品整理士になるには、遺品整理士認定協会の認定試験に合格することが必要です。

資格取得の流れと費用

(遺品整理士認定協会のHPを参照)

①受講申し込み(受講資格は問いません 費用:受講料25,000円・2年分会費5,000円)

②教材到着・受講開始(教本・資料集・問題集・DVD・受講期間は約2カ月)

③問題集に沿って課題レポート作成・提出(郵送・WEB)

④合否判定・合格通知(約2カ月)

⑤合格者は、認定手続き

⑥認定証書の発行

難易度は、特に難しい内容ではありませんが、正しい法律知識や遺品に対しての心構えが必要です。
はっきりした合否の基準は不明ですが、不合格になっても再度修正して提出するといずれは合格すると思います。
合格率は約65%程度なので3人に1人は不合格となります。しっかり勉強することが必要です。

遺品整理士認定協会の評判はいいの?エンディングノートとは?

民間資格なのに費用が高いと、批判する方もいるのは事実です。
遺品整理業には確立された法整備がないため、不用品を勝手に処分したり、不法投棄や不当な料金を請求する業者が実際に存在します。

そのため、遺品整理業の法的知識の習得、業者モラルの向上、業界の健全育成のために設立されたのが遺品整理士認定協会です。

遺品整理士認定協会では、遺品整理士の資格を受けた優良企業を登録、紹介を行っており、料金費用の問い合わせも行っています。

そのような優良企業育成や遺品整理業の健全化を図るためには、ある程度の費用が必要なのは当然だと思います。国家資格や他の民間資格でも、無料で資格を取れるものはありません。

遺品整理士認定協会は、自分の終末期や死んだ後に伝えたい情報や、人生の記録、様々な判断をする上で必要な事柄を記すエンディングノートの作成を進めています。

日常生活での活用や、自分の今後の気持ちの整理にも役立ちます。
協会で販売もしているようですが、エンディングノートの内容は、ネットでも数多くの見本がありますので、自分でも十分作成できます。

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