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日本の元号とは?由来は?いつ、誰がつくる?決め方は?平成の次は?

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元号

現在の日本の元号は「平成」です。
昭和の後の元号で昭和64年、明治45年、応永35年に次いで4番目に長く続いている元号です。
奈良時代に4文字の元号がありますが、その他は2文字なのは何故でしょう。

元号は漢字の2文字で作られており、意味も深そうです。
その元号について、どのように作られるのかご紹介します。

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目次

元号とは?由来は?

元号「げんごう」とは一定の年代ではなく、特定の年代に年を単位として付けられる称号であり、年号と呼ばれることもあります。

西暦などの有る出来事が起こった年を始点として、それから何年経過したかで年を数える無限の記念法と違い、皇帝や王などの君主の即位、また治世の途中でも随意に行われる改元により、改めて元年から数え直されます。

日本における元号の由来は、日本書紀によると「大化の改新(645年)」の時に「大化」を用いられたのが最初とされ、現在の平成まで続いています。

元号について定めた日本の法律「元号法」では、
本則は次の2項をもって構成される。附則も2項あり。
第1項:元号は、政令で定める
第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める(一世一元の制)
とあります。昭和54年に元号法が公布・施行されました。

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日本の元号はいつ、誰がつくる?決め方は?

1979年(昭和54年)10月に元号法に定める元号の選定について、具体的な要領を定めました。

元号は「候補名の考案」、「候補名の整理」、「原案の選定」、「新年号の決定」の各段階を経て決定されます。

●候補名の考案・・・内閣総理大臣が選んだ若干名の有識者に委嘱され、各有識者は2ないし5の候補名を、その意味・典拠等の説明を付して提出します。

●候補名の整理・・・内閣官房長官は、提出された候補名について検討・整理し、結果を内閣総理大臣に報告します。
候補名は次の事項に留意するものとして定められています。
1.国民の理想としてふさわしいような良い意味をもつものであること。
2.漢字2文字であること。
3.書きやすいこと。
4.読みやすいこと。
5.これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
6.俗用されているものでないこと。

●原案の選定・・・整理された候補名について、総理府総務長官、内閣官房長官、内閣法制局長官らによる会議において、新元号の原案について協議します。内閣総理大臣は、新年号の原案について衆議院及び参議院の議長及び副議長に連絡し意見を聴取します。

●新年号の決定・・・新年号は閣議において、改元の政令の決定という形で決定します。

平成の次の元号の候補は?

平成に決定した時の候補には、「平成」「修文」「正化」がありましたが、イニシャルが明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)と重ならないほうが良いという意見があり、平成(H)に決定したと言われています。

そのため、次の元号はM・T・S・H以外の文字になるのは間違いないでしょう。

ネット界で色々勝手に予想していますが、根拠のない候補名であり事前に出回っているものは候補名には選ばれないのが現状です。

漢字2文字の組み合わせは膨大にあり、元号由来も色々考えられるので、次の候補はわからないというのが現実です。
平成になった時もまったく想像もしていなかったですから。

 

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