コロナ禍の影響で、休業や時短の飲食店も増え、美味しい生ビールを飲むイベントも中止になるなど、ビール好きにはつらい日々が続いています。
そのため、ビール好きのなかでは、家庭でもお店のような生ビール気分が楽しめる、家庭用ビールサーバーが人気を集めています。
その家庭用ビールサーバーにはどのようなものがあるのか、またメリット、デメリットは何か、個人的に選んだおすすめランキングをご紹介します。
家庭用ビールサーバーには、どのような種類があるの？
通販やスーパーななどで購入できる商品には、次の種類があります。
・炭酸ガス方式タイプ･･･業務用と同じ炭酸ガス方式です。ビールを本体に入れ、炭酸ガスカートリッチをセットするものです。注ぎ口からはビールと共に細かい泡が出るので、本格的な生ビールが味わえます。
・ハンディタイプ･･･缶ビールをサーバーに取り付け、超音波で泡立てるタイプです。瓶ビールには使用できません。超音波式電池タイプ。
・スタンドタイプ（卓上）･･･本体に凍った冷却剤とビール（缶・瓶）をセットし、チューブをビールの注ぎ口に差し込み、レバーを倒してグラスに注ぎます。通常の泡より細かな泡が、生ビールの味わいを再現します。超音波式電池タイプ。
・ワンタッチタイプ･･･缶ビール・瓶ビール瓶の口にアタッチメントの取り付けで、通常に飲むよりも手軽に細かい泡を追加するタイプです。超音波式電池タイプ。
・ビールフォーマー･･･泡立て器状のものをグラスのビールに挿して、超音波によって泡を作ります。超音波式電池タイプ。
この他に酒屋さんやメーカーによる業務用（炭酸ガス方式）の家庭用レンタルサーバーもあります。
家庭用ビールサーバーのメリット、デメリットは？
メリット
・一味違うきめ細かいクリーミーな生ビール風味を味わうことができます。
・自分好みの泡の量を作り出せます。7：3のバランスもお手のものです。
・コンパクトなので、扱いやすい。
・缶・瓶ビールでも、生ビール風味を味わえます。
・電源が乾電池など、ランニングコストが低い。
・卓上タイプでは、ビール以外の物をセットすると、ビールカクテルが作れます。
デメリット
・家庭用ビールサーバーの缶・瓶ビールは、本物の生ビールではない。
・一度に大勢がビール飲むことができない。セットできるのは、多くて1リットル程度。
・卓上タイプのサーバーはサイズが大きいので、場所を取ってしまいます。
よほどビールの味にこだわる人でなければ、家庭で手軽にクリーミーな泡の冷えたビールを飲めるので、デメリットについてはそれほど気にならないと思います。
家庭用ビールサーバー、おすすめランキングは？
各メーカーの家庭用ビールサーバーについて、個人的意見ですがランキング形式でご紹介します。実際はランキングほどの比較差はないと、お考えくださいね。
・第1位：ザ・プレミアム・モルツ神泡サーバー（サントリー）･･･缶ビール（350、500cc）専用です。缶にサーバーをあててスイッチを押すと、毎秒41,500回の超音波振動によって、缶の中の泡がきめ細かいクリーミーな泡になって出てきます。サイズは幅4.9㎝×高10.9㎝×厚2.8㎝、110ｇのコンパクトサイズで、使用しないときは本体にマグネットが付いているので、冷蔵庫にくっつけておけます。お手頃価格が嬉しいですね。Amazon価格980円。おすすめです。
・第2位：ENERG超音波ハンディビールサーバー（ENERG Direct）･･･缶ビール（250～500cc）専用で、発泡酒、ノンアルコールビールにも適用できます。缶ビールを挟み込むようにセットして、毎分4万回の超音波振動により、缶ビールの中の泡をきめ細かい泡に替えてしまいます。缶ビールにセットするので、大人数にも対応できます。Amazon価格3,060円。
・第3位：グリーンハウススタンド型 ビールサーバー（グリーンハウス）･･･本体に缶ビールを入れる超音波振動スタンドタイプです。まるでビアホールで飲むような美味しい泡が作りだせます。Amazon価格12,480円。
・第4位：サッポロパーフェクト黒ラベルビールサーバー（ラムヴェルデ）･･･サッポロ黒ラベルを超音波振動できめ細かい泡を立て、自宅で楽しむためのビールサーバーです。デザインも黒ラベル調で落ち着きがあります。ビールと泡が出るノズルが2個に分けてあるダブルノズルです。ビールにお好みの量の泡を足せます。サッポロビール黒ラベルが好きな人にはおすすめです。Amazon価格9,480円。
・第5位：グリーンハウスワンタッチビールサーバー（グリーンハウス）･･･缶ビール専用の超音波タイプの取り付け簡単なビールサーバーです。缶ビールの上部に本体をしっかり押し込んでセットします。始めはそのままグラスにビールを注ぎ、その後ボタンを押して泡を追加します。使ってみたら95％の人が、ビールが美味しくなったというアンケート結果が出ているサーバーです。Amazon価格3,480円。
・第6位：ビアフォーマー（Broadwatch）：ちょっと変わったコースター形状のビールサーバーです。サーバー本体に少量の水を入れ、上にグラスを載せてスイッチを押すだけで、グラスの中の泡を作りだせます。充電式なので電池もいらず、コースター程度の大きさなので、場所も取りません。ポケットに入れて持ち運ぶこともでき、泡ができるのを見ているのも楽しいサーバーです。Amazon価格1,990円。
・第7位：エビス100年のコク実感サーバー（エビス・サッポロビール）･･･エビスビールを家庭で楽しめる、超音波振動スタンドタイプの缶専用ビールサーバーです。金色に光輝くデザインが、高級感を感じさせます。ビールと泡が出るノズルが2個に分けてあるダブルノズルです。
Amazon価格8,980円。
家庭用ビールサーバーにはレンタルもあるの？
商品購入ではなく、会費制でビールサーバーを無料レンタルするサービスがあるのでご紹介します。
・キリンホームパップ（キリン）･･･キリンビールの会員制ビールサーバーレンタルです。サーバーは炭酸ガス方式で、ビールの種類に合わせたクリーミーな泡が出来上がります。サーバー代は無料でレンタルできます。ビールは毎月2回4リットルコース8,250円～（税込）と月8リットルコース12,430円～（税込）があります。ビールはメインの一番搾りプレミアム以外にも、数種類のビールが選べます。
・アサヒドラフターズ（アサヒ）･･･アサヒビールの会員制の家庭ビールサーバーレンタルです。家庭用のビールサーバーの貸出と、毎月2回2リットルのスーパードライのミニ樽が定期的に届きます。月額は7,980円（税込）で、ミニ樽追加は1,980円（税込、送料別）です。
