SSDm.2とは?HDDとの比較や取り付け方、クローン化とは?

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SSD

パソコンのデータ保存やプログラムなどを保存している内臓ストレージとしては、HHDが主流でしたが、近頃ではHDDに代わるものとしてssdが話題になっています。

そのssdの中でも、おすすめなのがssdm.2です。

ssdm.2とは何か、HDDとの性能比較、取り付け方などをご紹介します。

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目次

ssdm.2とは?HDDを比較するとどう違うの?

ssd(ソリッドステートドライブ)とは、HDD(ハードディスクドライブ)と同様の性能を持つ記憶装置であり、主にノートパソコンに多く採用されているドライブです。

ssdm.2(ソリッドステートドライブエムドットツー)は、ssdで使用されている接続端子MSATAの後継として開発されたもので、SATA端子に代わりm.2規格の接続端子を使用しているので、ケーブルが必要なく、直接マザーボードへ差し込むのでコンパクトになり、転送速度を向上したものです。

HDDと比較すると、主に次の違いがあります。
(違いには、その差が小さいものもあります)
・HDD・・・1ドライブ保存データ量は大きい。
容量価格安価。
衝撃に弱い。
消費電力大きい。
サイズは大きく重い。
データ転送はssdより遅い。
書き換え耐性はssdより上。

・ssdm.2・・・HDDよりは保存データ量は少ない。
容量価格高価。
衝撃に強い。
消費電力が小さい。
サイズは小さく軽い。
データ転送はHDDより速い。
書き換え耐性はHDDに及ばない。

頻繁に書き換えする方は、HDDの方に耐性がありますが、動作スピードやコンパクト性を重視する方にはssdm.2をおすすめします。

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ssdm.2の取り付け方は?

ssdm.2はssdの中でも最近使用されている機器なので、Intel9シリーズ以降のマザーボードを搭載しているパソコンには、取り付けできるようです。

古いタイプのパソコンには、取り付けできないものがほとんどなので、購入前に自分のパソコンが対応できるか、販売店の店員に確認することをおすすめします。

取り付け可能として、基本的な取り付け方は次のとおりです。

①ssdm.2には、Mkey型とB&Mkey型の2種類の差し込み形状があり、パソコン側のスロットに合っている物を取り付けます。

・パソコンBkeyスロット・・・B&Mkey型が装着可能です。

・パソコンMkeyスロット・・・Mkey型とB&Mkey型が装着可能です。

②マザーボードには複数の長さに対応していますが、規格(長さ)に対応したssdm.2を使用します。
ネジで調整できるものは、調整してくださいね。

③ssdm.2を取り付けるときに、放熱のためにヒートシンクを一緒に取り付けます。
マザーボードなどにヒートシンクが付いている場合は、必要ありません。

ssdm.2のクローン化とは?

パソコンを使っているうちに、どんどん動作スピードが遅くなってくる経験は、誰もがあると思います。
パソコンの動作スピードが遅くなったと感じたときには、ssdm.2を使って本体HDDのクローンを作って動作スピードを速くすることができます。

簡単に言うと、データやプログラムなどを現在の状態から、動作スピードの速いssdm.2にクローン(コピー)を作ってパソコンを使用するということです。

①ssdm.2をパソコンに接続して、「ディスクの管理」画面からフォーマットします。
ssdm.2の
フォーマットはHDDと同じフォーマットを選びます。

②フォーマットがうまくいくと、ディスクの管理画面にディスク1がオンライン、未割当と表示されます。

③ディスク1の未割当の上から右クリックをして、「新しいシンプルボリュームをクリックします。
ボリュームウィザードが開始されるので、最大ディスク領域と同じ数値を入力します。

④ドライブ文字は適当な名前か、そのままでも良いです。

⑤HDDからssdm.2に移行させるソフトウェア(無料で可)を使用して、クローンを作ります。

⑥ディスクパーティション画面からssdm.2のドライブを選びチェックして、「高度オプション」から「ssdに最適化を選びます。

⑦HDDからssdm.2へデータ移行します。

⑧データの移行が終わったらメインのドライブへ付け替えて起動ができるかをチェック

クローン化が正常に完了するとクローン化成功です。

現在はソフトを使わずまるごとコピーできる機械やケーブルも売っているのでそれを使うほうがシンプルなので、そっちをおすすめします。

↑のこんなやつですね。これはSSDのものですが、対応するかチェックして探してみてくださいね。

HDDと比べるとものにもよりますが、かなり早いので、はじめは感動しますよ。使っているうちに慣れてしまうのですが。