囲碁とはどんなゲーム?ルールは?勝ち負けはどう決まる?

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囲碁

囲碁の対戦を見たときに、とても難しいと思うことや、何をしているのかわからないと思ったことはありませんか?
確かに囲碁は盤面が広く奥が深いボードゲームですが、他のボードゲームよりもルールの制限が少なく、パスが認められるという特徴があります。
でも基本のルールを覚えてしまうと、初心者や子どもでも簡単に対戦することができます。
今回は初心者向けに、基本的なルールを説明しますので、覚えて楽しく対戦してくださいね。

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目次

囲碁とはどんなゲーム?

囲碁は、19×19の格子線が描かれている木の盤(碁盤)を使い、碁石と言う白と黒の石を交互に置いて、ルールに従い自分の陣地を確保することを目的とする1対1で対戦します。
正式の碁盤は19路盤で行いますが、子供や初心者がルールを覚えるときには、4~9と13の路盤もあるので、子供は4路盤、初心者は9路盤を使うことが多いです。
一般的に弱い者が黒石を持ち先手となり、強い者は後手となり白石を使います。
どちらが強いかわからないときは、じゃんけんなどで先手・後手を決めても良いです。
碁力に差があり教えてもらうときなど、最初から弱い人が数個の石を置かせてもらう方法もあります。

囲碁のルールは?

基本的なルールには、主に次のものがあります。
・碁石を打つ場所・・・碁盤の格子線の交点に黒石と白石を交互に打ちます。禁じ手(自殺手など)以外はどこにでも自由に打つことができます。
・地(自分の陣地)の多い方が勝ち・・・最終的に勝敗は地の多い方が勝ちです。
・相手の石を取れる・・・相手の石の上下左右を囲うと、その石が取れます。
・自殺手は置けない・・・自分から取り囲まれた状態になる場所には打ってはいけません。
・コウはNG・・・相手が自分の石を取ったあとに、すぐ連続して取り返すのは禁止です。
・待ったなし・・・囲碁には待ったはありません。一度置いた石は動かしてはいけません。
・石の死活・・・相手を取り囲んでも、2個所の離れた空間(眼という)がある石は取ることができません。相手の眼が1個所の場合は、全部を取れます。
・パス・・・打つ場所が無い場合、パスをするのはOKです。パスをすると相手に打つ番が移ります。それぞれが連続してパスをすると、終局になります。

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囲碁の勝ち負けは?

相手の石が入り込めない地の多さで、勝ち負けが決まります。
相手の陣地に入ることができるかわからないことがありますが、試合を重ねているうちにわかるようになります。初心者のときは、あえて相手の陣地に石を打ってみるのも勉強になりますよ。
・終局になったら、自分の地の相手の死んでいる石(アゲハマと言う)を取り除きます。
・アゲハマを相手の地に置いて、相手の地を減らします。
・お互いに自分の地を数えやすくするため、それぞれの地を整地して目を数えます。
・碁力が同じ者同士が戦うと、先手の方が有利なことから、白に6目半を加算して地の数を比較します。黒が20目で白も20目の場合、白が26目半になり白の勝ちになります。
囲碁においては、地の数は問題ではなく、一目差でも30目差でも地の多い方が勝利者です。